ご挨拶
「いなお造園に頼むとどんな人が来るんだろう?」という方は、こちらの動画をご覧ください。代表の稲尾からご挨拶です。
きっかけは「よく動く子やな」の一言
僕がこの道に進んだのは、愛知県にいた親方との出会いがきっかけです。最初は派遣のバイトのような形で、体を動かす仕事だからという理由で始めました。現場で夢中で働いていたら、親方が「よく動く子やな」と声をかけてくれたんです。
もともと黙々と何かに集中するのは好きで、この仕事が自分に合っているなと感じました。後から知ったことですが、僕の祖父も松のこも巻きなど、植木の手入れをやっていたそうです。何か不思議な縁を感じています。
ラグビー、工場、そして料理人へ
体を動かすのは昔から好きで、中学では野球部、高校ではラグビー部に所属していました。ポジションはスクラムの最前列を担うプロップで、長崎のチームで九州大会準優勝まで進むことができました。社会人になってからも、駅伝に出場したりしていましたね。
高校卒業後は、造園とは全く関係のない新日鉄の下請けで、機械系の仕事に就きました。ですがその後、飲食の仕事への興味が湧き、2年間お金を貯めて名古屋調理士専門学校へ進学しました。
卒業後はカフェバーの店長を任されました。2004年頃、オーナーの中でハワイが流行っていたのが理由で、お店ではロコモコやタコライスなどを提供し、僕も色々なメニューを覚えました。
庭づくりと料理の、意外な共通点
一見すると全く違う世界のようですが、僕の中では庭づくりと料理には共通点があると思っています。
それは、料理の「盛り付け」の感覚です。色鮮やかにしたり、形の違う葉を持つ植物を配置したりと、庭のデザインを考えるのは、お皿の上をどう構成するかに似ている気がします。これまでの経験が、今の仕事に繋がっていると感じる瞬間です。
親方から教わった「当たり前」の徹底
僕の仕事の基本は、愛知の親方から教わったことにあります。 「木の切り方は技術やセンスが問われる部分だが、掃除は誰でもできる。だからこそ、できることは絶対にやれ」 これが親方の教えでした。
ですから、作業で一度移動させたものは必ず元の位置に戻すこと。お客様が出入りされる窓辺では、靴の向きを揃えておくこと。そういった細かいことを、今も意識して徹底しています。また、お客様のご要望を遮ることなく、まずは「全部聞いてから話す」ということも大切にしています。
独立までの道のりと、現在の自分
10年ほどの修業を経て、40歳になる前には独立したいという想いがありました。愛知の親方からは「一人でやっても大変だぞ」と心配されていましたが、結局は「独立しても大丈夫」と背中を押してくれたおかげで、一歩を踏み出すことができました。
独立当初は仕事が楽しく、ペースを掴めずに21連勤してしまったこともあります。ラグビーで鍛えた体でも、さすがに壊れそうになりました(笑)
今はペースもつかめてきて、そこまで無茶はしなくなりました。なにより、この仕事は自分の性に合っていると感じます。
好きだから、もっと学びたい
もともと緑や植物が好きで、どういう手入れをすれば木がどう成長していくかを考えるのが好きなんです。休みの日も、つい植物のことを調べてしまいます。
現在、「1級造園技能士」の資格を持っていますが、さらに上を目指して「2級造園施工管理技士」の資格取得にも挑戦中です。
これからも学び続け、お客様に喜んでいただける庭づくりを追求していきます。
いなお造園の概要
| 屋号 | いなお造園 |
|---|---|
| 代表氏名 | 稲尾 健太 |
| 所在地 | 〒851-1131 長崎県長崎市上浦町503-1 |
| TEL/FAX | 0120-226-089(※営業電話はご遠慮ください) |
| 営業時間 | 8時~18時半(土日祝も対応いたします) |
| 経歴 | 愛知県の株式会社ガーデンテンダリーで7年勤務、主に個人的の管理、作庭、公園管理に携わる。 長崎に戻って有限会社長崎緑樹センターで3年半勤務。 主にマンションの植栽工事、個人邸の管理、作庭、公共工事の現場責任者等に携わる。 その後いなお造園の代表になる。 |
| 資格 | 造園1級技能士 |
